8月9日は第二次世界大戦終了間際の1945年、昭和20年に旧ソビエトが日ソ中立条約を一方的に破棄し突然北方四島に侵略を開始した日です。
北方領土とはオホーク海に浮かぶ歯舞、色丹、国後、択捉の大小四島からなる緑豊かな美しい島々で、歴史的に見ても我が国固有の領土であることは国際社会も認めておりますが、現ロシアとなってもなお北方領土の不法占拠をしています。
戦後七十三年経った現在でも国際法をも無視した領土の不法占拠を続けるロシアは旧ソビエト時代と何ら変わらない、国家権力思想を持ち、領空、領海侵犯や漁民、漁船に対しての銃撃、拿捕行為を行い続け、絶えず我が国に対し領土問題を外交のカードに使い、援助という名目で国民の大事な血税を長年にわたり奪い続けています。
未だに国際社会のルールに従わないロシアは、自国の国益の為には中国、北朝鮮とも手を結び、民主主義とは名ばかりで旧社会主義体制を維持し、シリア内戦への参戦やクリミア問題でも武力をもって押し進める行動は世界秩序を無視する暴挙としか言えません。
第4期目に入ったプーチン政権は「強いロシアの実現」と謳い、その強さを真の世界平和の為に使うことが民主主義本来の姿であり民主主義国家ロシア連邦を目指すのならば今こそ考え直し、国際ルールに従い、まず日本固有の領土である北方領土を即時一括返還する事こそが国際社会の一員として当たり前の事だと我々は考え、この北方領土問題の早期解決並びに真の独立国家としての強い外交を行うことを関係機関に働きかけており、日本国民総意のもと、力を合わせ、声を上げ、国家国民の基本とも言える領土を取り返し、守り、平和と安全を脅かすこれら数々の外圧に対して立ち向かっていただきたいと我々は切に願います。