現在、中国が日本の領土である尖閣諸島を奪おうとする行為に良識ある国民の皆様は脅威を感じなければなりません。中国にこの尖閣諸島を奪われれば単に日本の領土が無くなるだけでは無く、アジアの軍事的バランスが崩れ、中国が掲げる海洋覇権が現実の物になる可能性があるのです。しかし、日本のマスメディアはその事実を知りながら本当の報道は一切せず、唯々、中国の顔色を見る報道を繰り返すのです。
中国を始めとする共産主義国家は一党独裁や一指導者の都合で国家国民の言論を統制し、武力で行動を押さえつけ、上層部だけがいい思いをするシステムこそが現在の共産主義国家のあり方であり、日本の周りには中国、北朝鮮が存在し、民主化されたロシアでさえも共産思想を引きずり、クリミヤを武力で奪うのです。ところが日本の現憲法では各武力による問題には対応出来ず、今憲法改正が叫ばれているのです。
よく憲法改正は戦争を行う為だとか、他国を侵略する為だと言う日本人がいますが、我々の言う憲法改正は日本が他国から攻撃を受けない、攻められないだけの抑止力を持つ憲法改正であり、決して戦争をする為ではないのです。当然、国連憲章51条で認められている個別自衛権はありますが、自衛隊の装備では日本から他国へ届くミサイルも戦闘機も無いのです。
だからこそ集団的自衛権の行使を真剣に考えなければ、日本が他国に侵略されても日本を守る手段が無く、アメリカに頼る事になり、これも本来であれば日本が日本自身の力で守り抜かなければならないのですが、日米安全保障条約は日本の軍事的に欠陥のある憲法の穴を埋める最低限の条約なのです。我々は今後も憲法問題を注意深く見守り、その都度、関係各所に対し、様々な提案や要請を働きかけ一日も早く真の日本国家に成るよう活動を行う、次第であります。