今年の国内における総選挙は、中国による日本の親米派議員を切り崩し、新たな反米議員を作り出し、中国支配の手始めという意味では大きな成果を収められたと言えるだろう。チャイナロビーと言われるロビイストは、日本・韓国などに対し、中国支持のメディアと手を組み、中国の思惑通りの動きになるべく、じわりじわりと食い込んできている。その中で、日本の実質的な独裁者を目指す小沢一郎は、親中派という枠を超え 完全に中国に屈服し、普天間の米軍基地問題などは日米に溝を入れるべく延期し、天皇家の決めごとまでにも手を入れ、中国による内政干渉を超越した日本支 配という目的をしっかりと位置づける動きを煽動しているのである。

ここで国民が認識すべきは、中国という共産軍事独裁政権の完全な階級国家と 外交するには、上か下かの関係しかなく、友好やまして友愛などないのである。今回陛下への異例の訪問を断った宮内庁に対し、自らの中国への顔立てのために、二回もの断りを政治力による圧力を謂わば実践し、押し切ってしまった小沢一郎は、政治利用というより政治支配であり、完全なファシズムである。

この様な現在の鳩山・小沢政権が果たして日本にとって+-のどちらであるか を単純に国民に問いたい。総理大臣よりも、日本の天皇を元首として訪問をした中国側の考えと、実際に日本の象徴として政治的な問題には関与しない天皇の立場とのギャップを捉えず、これ以上中国のいいなりに事が運べば、それこそ戦争反対者や平和主義者達が絶対的に認められない、天皇陛下を再び日本の元首とする結果となるのではないのか。

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