令和６年２月１１日建国記念の日について

本日、二月十一日は日本の誕生日とも言える建国記念の日です。戦前は紀元節と言い、初代天皇である神武天皇が即位した日に基づき、紀元の始まりを祝う日として１８７３年、明治６年に制定された祝日です。国旗・国歌・国の記念日などは世界各国何処の国にもあり、それらを以て国家国民の団結、幸せを願うのは当然のことでありますが、現在の日本国憲法を作り上げたＧＨＱによって、天皇を中心とする日本人の団結力が再び高まるのを恐れ、日本国憲法の精神にそぐわぬとして、昭和二十三年に強制的に廃止されたものです。

それだけではなく、日本は敗戦により憲法を始め、様々な点で我が国の歴史・伝統・文化、そして民族性までも否定されてしまいました。もちろん戦争に負けた事自体の責任はありますが、日本は自衛の為の戦いであり、世界を相手にたった一国で四年という長きに渡り戦い続けた国家は日本だけであり、決して野蛮で非道な国家ではなく、大東亜共栄圏の中でアジアを代表して人種差別撤廃を訴え続けた輝かしい唯一のモラル国家なのです。又、世界大戦当時に侵略と言う概念は全く存在していないにも関わらず、戦勝国の国々から無理矢理侵略国家の汚名を着せられ、第二次世界大戦の全責任を取るべき犯罪国家と蔑まれ、東京裁判では不法にも一方的に裁かれたのです。

その後、日本弱体化政策により日本国全体が洗脳され、誇りも戦う気力も失いつつあった中でも、紀元節を復活させようという国民全体の強い意志が高まり、昭和４１年、佐藤栄作内閣により大変な紆余曲折の中、建国記念の日として、日本再生の一つとして再制定されたのです。現在日本を含、世界で政治・経済・軍事・教育・医療・環境・宇宙・サイバー空間とあらゆる分野での戦いが続き、国家国民が疲弊している今だからこそ、改めて日本国家、日本民族の素晴らしい歴史・伝統・文化を理解し、戦争に負けたが為に日本国家自体を全否定された悔しさを思い出し、それでも日本民族の礼儀・礼節・規律を持って復興し、何故豊かになれたのかを考え、次世代に伝えて行くことこそが、他国から言われ無き挑発や嘘・デタラメに惑わされずに日本国家、国民が真の日本民族としての誇りを取り戻せると我々は考えます。

良識ある国民の皆様はしっかりとした国家論を持つと同時に、言われ無き諸外国からの圧力をはね除ける為の意識改革をする気持ちを常に持ち続けて頂き、我々菊守青年同盟は、直接的且つ間接的行動を以って国家の改革を成す、という精神で戦い続けると同時に、本日の建国記念の日は、「建国をしのび、国を愛する心を養う日」であり、我々が生まれたこの国の誕生日を大切な一日として皆様の心の中で、日本国家国民の将来や国家の在り方について今一度、考えて頂ければと切に願う次第です。