本日、民主党代表小沢一郎氏が代表を辞意するとの記者会見がありましたが、我々は小沢氏並びに民主党のあまりにも非現実的な論理を現在の国際情勢並びに日本国家の立場から、当然党首会談において福田総理の強い指摘を受けた結果であると思う。小沢氏の常に民主党のテーゼとしての国連主導主義発言は美しい言葉ではあるが、もし仮に日本国家が他国に攻撃を受け、戦争状態となり、日米安保も自衛隊の軍事力も行使できない場合、国連軍が発動されるのは戦争勃発から果たして何ヶ月待てばいいのか。

又、国連に現在それだけの軍事力が欠乏しているからこそ、世界平和の為にアメリカがテロ行為に対し全面的に戦っていることを日本の政治家やマスメディア、そして民意と言うならば国民に是非とも理解頂きたい。イラク問題を中心とする、テロの脅威に対して世界中の国々が血を流している中、日本は石油援助によって国際貢献に参加している立場が作られている事や、そもそもがあの9・11によって多数の日本人を含む世界各国の死者が出たという悲劇を日本の野党・マスコミは無惨にも忘れ、今回の自衛隊の撤退を軽視している議論は我々には理解できない。

しかも民主党によるテロ関連の話し合いを報道において公開しようとする、真に戦略無き日本の姿と言える米中日大使に対しての愚弄は、日本の国益を大きく損なうものでありアメリカとの信頼関係を傷つけたものであると我々は思うのである。この様々な民主党の失態こそ即刻謝罪し、改め、そして辞意すべきであるのではないか。

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